水に関する知識

ノンカロリー「水」を知り暮らしに生かす

カロリー「0」。うれしい響きですね。食べ物でも飲み物でも、口に入れるものは、ついカロリー計算してしまう私達。グルメの時代に生きる幸せは感じていても、欲しいものを欲しいだけ食べたり飲んだりできない人も多いはず。でも、ノンカロリーで、しかもからだやお肌にいい、そんな素敵な飲み物が、こんな身近なところにあったなんて・・・

『水』は、栄養過多の現代生活において、急激に注目を浴びつつある「新しい飲み物」です。暮らしの基本でもあり、安くて経済的(?)で、私達の美と健康にまでも、手をさしのべてくれる『水』。皆さんも、今までとはちょっと違った感覚で、この素敵な飲み物と付き合ってみてはいかがですか。

『水』とともに生きる私達
『水』は私達のからだの中で、どんな働きをしているのでしょう。

私達は、『水』は喉が渇いたときに飲むものと、考えがちですが、どうもそうではなさそうです。それどころか、『水』は絶えず体に補給していないと、いろいろな問題が起きてくるようです。実際、私達は、体に水分が必要なことは知っていても、不足するとどうなるかについては、よくは分かりません。

水分摂取が不足すると、胃酸が濃くなりがちになり、胃潰瘍や神経性胃炎の原因にもなります。便通も悪くなり、腰痛や肌荒れにもつながります。トイレに行く回数減り、尿が濃くなり過ぎて、膀胱炎、さらに進行して尿毒症や腎臓結石を引き起こすことも。また、塩分過多の現代の食生活では、血液までもが濃くなりがち。血管の負担が大きくなり、むくみや肩凝り、高血圧などにもつながり、しいては心臓への負担をも大きくします。また女性は、男性に比べて脂肪が多く、水分がすくなめ。ホルモンバランスにも波があり、普段より水分が必要な時期もあります。

のどの渇きとは関係なしに、水分を補給することは、生きて活動するための最低条件でもあるのです。

『水』はどのくらい飲めばいい?
一般に、成人の場合、一日に約2〜2.5リットルの水が必要と言われています。このうち1リットルは食物で摂取するので、残りの1〜1.5リットルは飲み物で摂取することになります。もちろん、好きな飲み物で補給するのも良いでしょう。でも、コーヒーをがぶ飲みすれば胃に負担がかかるし、ジュースは糖分が多い。その点、正義の味方『水』は、うれしいノンカロリー。ありがたいことに、日本は蛇口をひねれば、簡単に『水』が飲める国です。おまけに、浄水器を通した『水』なら、より安心!これをほうっておく手はありませんよね。
人間は『水性人』
生れたばかりの赤ちゃんは、体の約80%が水分です。成人でも約60%。人間の体がいかに大量の『水』で満たされているかが分かります。つまり私達の健康は、『水』と身体細胞との調和の上に成り立っていると言えます

この調和を保つための、重要な役割を担っているのが、血液とリンパ球です。とくに血液は、体を作り上げているすべての組織に、酸素、栄養素、ホルモン、抗体などの養分を供給します。この血液の約83%が、『水』なのです。ちなみに骨の中にさえ、約22%の水分が含まれているのです。日頃飲んでいる『水』の量が、体の構成に大きく影響しているのです。また、良い水を飲んでいる人と、そうでない人とで、健康や体調に差が出てくるのは当然と言えます。

高齢者になると約55%に減少
からだの水分量は、年とともに減少し、高齢者では約55%になります。人間がとしをとるということは、体の水分が失われていくということでもあります。老化が健康の低下を招くとは必ずしも言えません。しかし水分が失われることが、体のいろいろな機能を低下させるのは事実です。高齢者ほど、水分補給を心掛けるべきです。就寝中のトイレは本当に面倒ですが、それは体を健康に保つためのシグナルとしてとらえましょう。適度な排出が体を浄化するのです。睡眠の前後や、入浴後には『水』を飲んだり、食事の時に一緒に水分をとるなど、生活のなかで、自分なりの水分補給方法を考えてみましょう。
『水』がもたらす美肌効果
「みずみずしい肌」という言葉通り、『水』は、肌に潤いをあたえる重要な役目を果たします。

毎日の『水』の摂取が、新陳代謝を活発にし、皮膚細胞を下から上へ押し上げ、美しい肌の形成を促進します。皮膚の角質層は、水分を約20%含んでいます。ここでも水分摂取が大事なことが分かります。また、毎朝のコップ一杯の『水』が、腸を刺激し、肌荒れの原因にもなる便秘を予防します。「健康な肌は毎日の水から」始まるのです。

地球は青く美しい『水の惑星』
地球の表面の70%以上は、『水』でおおわれています。地球が「水の惑星」と言われるゆえんです。この美しい「水の惑星」に生命が誕生したのは、約35億年前です。海の中のことでした。私達はもともとは、水(海水)から生れてきたのです。

この地球全体の『水』の、97%は海水です。塩分を含まない淡水は、たった3%しかありません。しかもその大部分は、北極や南極の氷山です。私達が生活のなかで使える『水』は、地球全体の『水』の、0.1%もないのです。このわずかな水源も、環境汚染でどんどん悪化しています。しかし『水』は人工ではつくれません。私達はこれらの『水』を、「飲めるような状態にして」飲むことになります。

水道水の物語
現在、水道水の多くは、「急速ろ過方式」という方法で、浄化されています。この方法は、凝集と沈殿により、ゴミや浮遊物をろ過するものです。しかし、微生物や有機物質は完全に除去できません。

また、ご承知のように、水道水には、『水』自体の汚れを落としたり、大腸菌その他の殺菌のために、大量の塩素が投入されています。水道水でよく問題になる「カルキ臭」は、汚れた原水中のアンモニアと塩素が化学反応を起こして発生するものです。

この塩素。現行法では、各家庭の蛇口で0.1ppm(1リットル当たり0.1mg)以上の残留塩素濃度があるように定められています。したがってもっと高い濃度の水道水もあるわけです。

近年は、生活廃水により水源の汚染が進んでいます。特に渇水期には、下流の流れ込む比率が高くなり、河川のもつ自然の浄化作用も機能しなくなってきます。そのため塩素の大量投入がなされることがあります。

塩素は殺菌剤であり、それ自体は毒物です。金魚や熱帯魚を水槽で飼うとき、水道水をそのまま使えば、魚がすぐ弱ってしまうことは、皆さんご存知ですね。当然人間にだっていい影響があるはずがありません。その点、浄水器をとおした『水』なら、塩素自体も、匂いも味も抑えられ、おいしく飲むことができますよね。

また、マンションでは、いったん地下の受水槽にためて、そこからポンプアップ式で屋上の水槽に送って、各階に配水する方法をとっている場合があります。この場合は、水道水の公的な管理は、受水槽の入り口までで、そこから家庭の蛇口までは、建物の管理者に一任されています。受水槽内にゴミや不純物が混じっていないか否か。管理者による点検が、定期的かつ厳格に行われているか、十分チェックしてください。

おいしくて安全な『水』でいつまでも健康に
『水』は私達人間や動物、または植物に摂取されるか、何かに使われて流されるか、あるいは蒸発していくしかありません。でも、時には浄化されて水道水として、また、なにも手を加えずとも雨となって、私達の前に戻ってくるのです。そういう意味では、究極のリサイクル物質ともいえます。

同時に、水道水をまずくしたり、100%安全ではなくしたものの、水源の汚染が原因だということにも気づくべきです。普段、何気なく流している生活排水や産業排水。先にも書いたように、生活で使用可能な水源は地球上にほんのわずかしかないのです。そのわずかな水源が、急速に汚染されています。私達のあとの世代、かけがえのない子供たちのためにも、『水』について真剣に考えていきたいものです。

『おいしくて安全な水』で、いつまでも健康な生活をお送りください。

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